So-net無料ブログ作成
検索選択
メッセージを送る

京極夏彦の「虚実妖怪百物語」 [読書]


虚実妖怪百物語 急 (怪BOOKS)

虚実妖怪百物語 急 (怪BOOKS)

 
 
 
 
 
いやーこの本、3部作(序破急)になってますが、珍しく一気に読んでしまいました。
正に現代の世相を描いた作品!京極ファンとしてはこんな作品を待っていた!という感じですな。
本当にこのままでは日本という国家は崩壊しかねない、加藤保徳がくるぞ!ダイモンが来るぞ!って感じ。
馬鹿の余裕がなくなることで、国家が滅びるという視点は実にすばらしい、その通りだと思います。
最後の妖怪大戦争!いやー痛快でした。これって映像化できないもんでしょうか?実在の人物がたくさん出てますが、役者に代えて・・・ 


nice!(24)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

月村了衛の「機龍警察」(完全版) [読書]

機龍警察〔完全版〕 (ハヤカワ・ミステリワールド)

機龍警察〔完全版〕 (ハヤカワ・ミステリワールド)

この近未来的な小説の最大のテーマは、この小説が描かれている背景そのものにあるのではないかと思っています。世界中でなくならない戦争やテロ事件、日本国内の暗い世相・・・そもそも機龍警察そのものの存在がヤバイ状況になっているということでしょう。
警察小説として要素とSF的エンタテイメントの要素が入り混じりながらも、ある種のリアルさを伴うという点で秀逸な作品といえるのかもしれませんが、小説の中のイメージ全体が暗いトーンであることに、救われない気がしないでもないのです。
こんなメカが警察に配備されるような状況だけは避けたいものです。 

nice!(23)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

花村萬月ほか「決戦!桶狭間」 [読書]


決戦!桶狭間

決戦!桶狭間

 
 
 
 
 
年度末の忙しさにかまけてブログを更新する機会を大いに逸してしまいました。もう3月も中旬ですね。前回の2月末の更新から半月近くも経ってしまいました。この間4冊は読んだはずなのですが(いかん!何を読んだかもうるおぼえ…)、おいおい更新していきたいと思います。
さて、今回の決戦の場は桶狭間。冲方丁、宮本昌孝、富樫倫太郎、矢野隆、木下昌輝、花村萬月の各氏が桶狭間を舞台に決戦に関わった登場人物を設定、それぞれの視点から桶狭間を描いています。
決戦シリーズの面白さはこうした多面的視点からのアプローチ。もっとも、本作で唯一共通しているのが今川義元がいろんな意味で名君であったということでしょうか?ちょっとしたタイミングのズレがなければ、間違いなく上洛を果たしていたのではないでしょうか?
そういう意味で、織田信長という人はラッキーであったと同時に、何か持っている人だったに違いありません。
 
さて、次はどの時代のどんな決戦が舞台になるのか?楽しみです。 


nice!(27)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: