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磯田道史の「歴史の愉しみ方-忍者・合戦・幕末史に学ぶ」 [読書]

歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ (中公新書)

歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ (中公新書)

最近、歴史の常識と思っていたことが新たな文献などの発見によって覆されることが多くなってきているような気がします。
私的には、もう随分前になりますが、足利尊氏や源頼朝の肖像がどうやら違うらしい(源頼朝に関しては、最近は伝源頼朝と紹介されるようになってきたようですが)という話。教科書に載っていた肖像画から人物像をイメージしていただけに、それなりにショックだったことを覚えています。
歴史は過去ものであり、ましては時の為政者によって書かれている部分が多いだけに、一概に今の歴史的常識がその通りかといえば、大河ドラマや歴史小説のように一つの視点からこうじゃない?と想像するのが正しい見方かとも思うのですが、為政者や権力者の観点からではなく、市井の人々からみた歴史的事実(古文書等の文献等)が今までの常識を覆すような発見につながる可能性もあります。
磯田先生はそういう意味で新進気鋭の歴史学者であり、武士の家計簿や無私の日本人といった著作でも明らかなように、その時代の日常から得られた事実の積み上げによって新たな日本人及び日本国の歴史を語ろうとしているのではないかと思っています。
歴史は多面的に捉えることが重要だと思う私としては、今後も更なる活躍を期待したい学者先生だと思っています。

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たかおじー

人物像も含め昔習った歴史と今習う歴史で変わってきているということは、研究の積み重ねや科学の進歩なんだなと思っています。
昔の知識が(全くではないにしても)通じなくなってくるのは若干さみしい気もしているのですが。。(T^T)
by たかおじー (2017-09-13 22:42) 

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