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浅田次郎の「黒書院の六兵衛」 [読書]


黒書院の六兵衛 上 (文春文庫)

黒書院の六兵衛 上 (文春文庫)

 
 
 
 
久しぶりの更新です。
今回ご紹介するのは文庫になった「黒書院の六兵衛」。この本の内容をいちいち説明するとこれから読む人にとっては興ざめになってしまうのでやめますが、結論からいうと大変面白い作品でした。
時は幕末、徳川慶喜の大政奉還、鳥羽伏見の戦い、そして勝海舟と西郷隆盛の会談による江戸城無血開城・・・物語はこの無血開城が決まった直後から始まります。官軍側についた尾張徳川家の徒歩組頭である加倉井隼人(この人がもう一人の主人公。なかかないい味出してます)が官軍先乗りとして江戸城内に向かうと・・・・
世の中が大きく変わろうとしている時、人はそれぞれの立場で自らの保身に走る。卑怯といわれようがそれは人の性。勝ち組についた権力者は威張り散らし、負け組は言い訳と保身のための理屈をのたまう。
そんな「まあ時代がそうだからしょうがないよね」とか「せっかくこういってくれているんだから、甘えたら?」みたいなことをまったく否定し、体現した男・・・それが六兵衛です(詳しくは読んでもらった方がいいでしょう)。
勝海舟、福地源一郎、西郷隆盛、木戸孝允、大村益次郎、徳川家達、明治天皇、天璋院、和宮・・・幕末の名だたる人たちが登場します(チョイ役の人もいますが)。
このそうそうたる面々が六兵衛をめぐって右往左往する様はなかなかのものです。
お奨めの一冊です! 
 


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